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ドナー体験記



私がドナー登録をしたのは、数年前役所で献血が行われた時でした。
なりたいと思っていても中々決断が出来ずにいたのですが、
なぜかその時は、素直に出来てしまいました。
そして、必ずドナーに選ばれるって予感と言うか確信があったのです。
(私って第六感が当る事が多いんです)

しばらくして、夫が癌で余命十ヶ月と知らされ胸の奥が{ピキピキ}と音をたてたんです。
自分には助けられないと思ったとき、涙さえ出ないんですよね。
そして、夫を見送り、22年ぶりにお勤めに出て、何とか慣れてきた時に、
骨髄バンクから大きな封筒が届きました。
一瞬ドキッとしましたが、ついに来た!!っと思いました。
姉に会う用事があったので、封筒を持って話をしました。
すごく驚いていましたが、自分で決めた事なら賛成すると言ってくれたので、
即OKの返事を出しました。

それからバンクからの返事が来るまでの長いことってなかったです。
そして、ドナーに選ばれたと連絡が入り、やっと来た〜!
やっぱり私の予感が当たったー!(絶対助かるからお互いがんばりましょう!)
心の中で話しかけていました患者さんに‥。

コーディネーターさんから連絡を頂き、検査予定を決め、順調に進み
家族の承諾も得て最終同意を年末に済ませました。もう、戻れない所にきたんです。
これからがまた大変でした。
今までいい加減に生きてきたので、健康について
こんなに気をつけて過ごした事なんて初めてでしたから、しんどいです。
寒いときですから、風邪は絶対罹っちゃいけないし、怪我もだめだしって
結構追い詰められてたかも‥‥。手術予定日が2月中旬に決まり、頑張りました。

そして、当日まで1週間と押し迫ってきた日、
コーディネーターさんから突然の連絡がありました。
何だろう‥と思ったら患者さんの体調が悪くなったので、
一時中止にしてほしいとの事。{え〜?}となりました。
とりあえず待機する事になりました。何か体中の力が抜けてしまって‥‥。
いやいや、まだこれからだからと自分に言い聞かせて体調に十分注意を心がけて‥‥‥。
しかしだめですねえ、一度気が抜けてしまうと‥風邪っぽくなってしまい、焦りましたよ。
必死でうがいや手洗い、保温に頑張りました。

1か月が経つ頃やっとコーディネーターさんから連絡があり、2度目の挑戦になりました。
もう一度一部分だけ検査をして、自己血を取り4月初旬の手術決定です。
今度は、大丈夫でした。

後から担当の医師に聞いたのですが、
一度中止になって再度行われたという事例はあまり聞いたことがないし、
自分も初めてだって!!!何てことでしょう‥‥!!
同じHLAを持っているって、数百年前家族だったかもしれないって、
何かで聞いた事がありました。
やはり、患者さんとは繋がっていたんだすね。ガッツ出す!!

入院当日、午後2時に病院に入り看護士さんに説明を受けました。
こちらの病院では個室を用意していただいていたので、正直良かったと思いました。
神経質なので、大事な事だと感じたの。
看護士さんは皆優しくて、麻酔の医師はイケメンだし、
手術の担当の医師は昔はもてただろう‥紳士だし。
次回もし、ドナーの機会があったらこちらで‥と思わず心で思いました。
(不謹慎でごめんなさい)

デジカメを持参したので、病室をパチリ!手術室でも麻酔が効く前にパチリ!
手術後もパチリ!もちろん手術中もお願いしてパチリ!!
翌日のガーゼ交換でも手術あとをパチリ!
沢山お願いしたので、ご迷惑をお掛けしましたが、
後で皆さん初めてのデジカメ持参のドナーらしく、
見てみたいと言われて、「こんな感じなんだ‥」って真剣な眼差しで見ていました。
違う視点から見る事って大事かもと思いました。

手術は、眠っている間に終わっているので、本当に手術したの??って感じでした。
腰の辺りに鈍痛はありましたが、うそみたいですよ。
それより、しんどいのが、おしっこの管です。私はあのつらさが一番です。
人それぞれでしょうが、だめでした‥‥。
その管を外したときは、爽快でした(笑)
トイレに行く時はビビりながらソーっと行きましたが、大丈夫です。

そして、退院までは、あっという間に過ぎて、お世話になった、
担当医師、看護士さんと笑顔の記念写真を撮っていただき、無事退院しました。
コーディネイターさんにも途中差し入れを頂いたり、お顔を見に来ていただいたり、
本当に親切にして頂いて、やっぱり、優しい人には、優しくしたいもんね。
私も、もっと人に優しくします!!
この貴重な経験が出来た事を感謝します。
そして、患者さんがまた、元気になっていただける事を心から望みます。

その後、3ヶ月ほど経ちますが、感謝状が厚生労働大臣から届きました。
自分が1つ大きく行動を起こした確かな証として、大事にします。
現在、体調もバッチリで、毎日仕事にアルツハイマーの実母の介護にと、
頑張っています。苦しいこともありますが、
あの時の人の優しさを忘れないように‥と思います。
ドナーになると言う事は、大きな覚悟が必要です
でも、一人でも多くの方が手を差し伸べてほしいと、心から思います。

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