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ドナー体験記

血縁者間末梢血幹細胞採取体験

私の体験は、平成21年8月に兄が急性骨髄性白血病(M2)に患い、化学療法を寛解導入を1回、地固め3回を行い、4ヶ月後の12月に退院しました。 しかし、6ヶ月後の平成22年6月に再発し、このまま前回と同じ化学療法をしても、また再発の可能性があるとのことで、HLA6座フルマッチ(前もって検査済み)の私がドナーとなり、移植を進められました。 移植施設の充実しているM病院を紹介してもらい、兄と私で移植先の病院に行きました。 はじめに、主治医より造血幹細胞採取ドナーのリスクのお話を聞きました。 採取方法は2つあるとのこと。 @骨髄採取 通常骨髄バンクからの提供の場合はこれのみだそうです。 A末梢血幹細胞採取 血縁者間のみ提供できるそうです。 その後、ドナー検診を受けました。 採血、心電図、検尿、胸部X線、肺活量?、先生の検診でした。 30分くらいで全て終了しました。

リスクについて

@ の場合、採取は全身麻酔にて行い、入院は3〜4日、採取日はドナーさんの都合である程度の日にちが決まり、患者さんは、採取日が決まったらそれにあわせて移植前処置が開始されるとのこと。 生着時期は、@の場合だいたい21日くらいとのことでした。

A の場合、採取は麻酔はなく、両腕に針をさし献血ルームの成分献血のような感じとのこと。 入院は6日〜7日、患者さんは、自分の体調と先生との打ち合わせで日にちが決まるそうです。 Aの場合は、冷凍保存ができくとのことでした。 そしてAは、前もって5日〜6日間、G―CSF皮下注射を朝、夕の2回打ちます。 この注射は、白血球を徐々に上げて、通常の10倍くらいにすると、赤ちゃんの?若い造血幹細胞が血液中に出てくるので、それを採取するとの説明でした。 生着は、@より早く7日〜14日とのこと、しかしGVHDが@より多少出やすいそうです。 

この2つのどちらかを患者ではなく、ドナーが選ぶとのことでした。 同じ兄弟ですが、決めるのはあくまでもドナーとの説明がありました。 私はその場で、@とAのどちらかの即決はできませんでしたので、一旦持ち帰り考えました。 考えた結果、Aでお願いしました。 @もAもリスクや成功率は同じだそうです。 先生の説明の中に、アメリカでは血縁者外でも、末梢血幹細胞移植は行われているとのことでした。 アメリカは合理的な方を選ぶらしいです。 ドナーの採取後の復活が非常に早いそうです。 

7月10日

AM10時30分 入院 採血のみ

7月11日

AM6時 G−CSF皮下注射(1回目) 検温測定 血圧測定 PM5時 G−CSF皮下注射(2回目) 注射はインフル予防注射と同じ量でした。 午後より骨盤が重くなってきました。

7月12日

AM6時 G−CSF皮下注射(3回目) 検温測定 血圧測定 採血 PM5時 G−CSF皮下注射(4回目) 肋骨、背骨、骨盤に痛みが出始めました。 多少の微熱もありましたが、痛み止めを飲んだら痛みはなくなりました。 白血球が25440に上昇、通常は3700〜9000だそうです。

7月13日

AM6時 G−CSF皮下注射(5回目) 検温測定 血圧測定 採血 PM5時 G−CSF皮下注射(6回目) 痛みは相変わらずありましたが、痛み止めを飲まば大丈夫でした。 微熱は続く。 食欲はあります。 白血球 31240まで上昇

7月14日

AM6時 G−CSF皮下注射(7回目) 検温測定 血圧測定 採血 PM5時 G−CSF皮下注射(8回目) 痛みは夜からピークになりました。 痛み止めを飲んで寝ましたが、夜中に数回起きました。 痛み止めを飲めば、我慢はできる程度です。 白血球 44190まで上昇

7月15日

(採取日1日目)AM6時 G−CSF皮下注射(9回目) AM7時 G−CSF皮下注射(10回目) 検温測定 血圧測定 採血 白血球 49000くらいだそうです。 採血の紙を貰いませんでした。


写真の左の方は、採取終了までいてくれました。 なんとか技師だそうです。 先生は20〜30分おきくらいに見に来てくださいました。 採取中は唇に痺れがありましたが、これは弱いクエン酸中毒?らしいです。 採取が終われば治りました。 2枚目の右にある赤いのが造血幹細胞です。 採取時間3時間、採取量181ccでした。 先生は女医さんでしたが、とても気さくな方で話しやすい先生でしたので安心してお願いできました。 通常は、2日間で採取するらしいですが、必要数の細胞が採取できたので1日で採取終了でした。

7月16日

AM6時 採血のみ 白血球 25000くらいでしたが、退院の許可がでましたので、AM11時頃に退院しました。

退院の翌日、17日は体が重かったのですが、18日以降は以前のように普通に戻りました。 

今回の6泊7日の入院でしたが、痛みは薬でコントロールでき我慢できる程度でした。 食事制限も
一切なく、レストランでの食事も可能で入院によるストレスは感じませんでした。 今後、日本でも
骨髄バンク登録者が、骨髄採取か末梢血幹細胞採取か選べるようになるらしいです。 これで、一人の命が助る可能性があるなら、もう一度チャレンジしてもいいかな〜と思いました。 多分、数年後には、ドナーの負担が少ない末梢血幹細胞採取ドナーの方が多くなるような気がします。 また骨髄バンク登録者も増えると思います。 期待しましょう! そうそう、兄は今日から移植前処置に入りました。 完全復活してくれることでしょう! 
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